和食に大切な「色」「香」「味」 を追求した和食のための調味料
自然を尊ぶ日本の文化。四季を取り入れた和食は、味わい だけでなく目で見て楽しむといわれています。美しい琥珀色と香ばしい香り、そして素材を引き立てながらもしっかりとした味わいの「皇帝の宴 一期一會」を和食と共にお楽しみください。
素材を引き立てる低塩仕立て
旬を活かした和食の素材を引き立てるよう醤油の香りを旨味はそのままに、塩分を従来の醤油の約1/3(当社比)控えたやさしい味わいに仕立てました。
和食の宗家 四條司家とは
四條司家は四條中納言藤原朝臣山蔭卿から始まり1200年の歴史を持つ日本料理道・四條流を継承し、永きに亘り和食文化を守り伝承しております。現在の第四十一代當代隆彦卿は、全国日本調理技能士名誉会長を務めており、我が国の食文化の向上に貢献しています。
日本の伝統調味料だから 日本の原料と伝統製法で
土づくりからこだわった日本の有機栽培丸大豆と小麦を神泉の名水と天日塩で仕込み、じっくり木桶で熟成させた香り高い生揚げ醤油に、日本の有機栽培米から造られた純米酢など発酵調味料を絶妙なバランスで仕上げた、風味豊かな味わいです。厳選した素材を活かし、昔ながらの伝統製法で造りました。
和食文化の伝承と発展を願う
一期一會の巡り合わせ
創業から百余年、日本の伝統調味料を本来あるべき姿の農法で栽培された国産原料と伝統製法で醸造することにこだわり、本物を求める「お客様の御用に応える蔵」として代々受け継ぐヤマキ醸造の物造りの志と、1200年の歴史を持ち、かつて天皇家の料理から臣下の料理まで司る家として日本料理道の基礎を確立した四條流を継承し、永きに亘り和食文化を守り伝承してきた四條司家の歴史と伝統が共鳴し、和食のための調味料が誕生しました。茶道に由来することわざに「一期一會」があります。「この出会いを大切に、今できる最高のおもてなしをしよう」という想いから本製品をまさに「皇帝の宴一期一會」と名付けました。
ヤマキ醸造は四條司家より古式醸造法の技芸指南役を任命賜り、日本古来の食文化伝承のため四條司家と共に田植式・櫂入式など伝統儀式を執り行っております。
毎月限定2000本
「本来あるべき姿の農法で作られた作物を使う」
皇帝の宴に使用する原料は日本の土で有機栽培されたものを厳選しております。土作りに3年、農薬・化学肥料・除草剤を使用せずに、厳しい有機JAS認証の規定に基づき栽培された日本の大豆・小麦・米が原料です。全ての人の健康を想い生産農家が大切に栽培された、限られた量しかない自然の恵みです。
1、有機生揚げ | |
希少な有機丸大豆と小麦、ミネラルを含んだ天日塩、神泉の名水で仕込み、ヤマキ醸造の代々受け継ぐ木桶でじっくり熟成させ、匠の技で味と香りを醸しました。搾ってそのままの生揚げは、生ならではの新鮮な風味と香り、そして透明感のある味わいです。皇帝の宴はこの有機生揚げに2つの日本の発酵調味料を絶妙なバランスで合わせています。
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2、有機発酵調味料 有機もち米と米糀を丁寧に発酵させて造られた発酵調味料はみりんのような風味と甘みを併せ持ち、奥行きをのあるコクと旨味を造り出します。 |
2、有機米酢 有機米(あきたこまち)を天然水で仕込み、昔ながらの静置発酵法で熟成させたまろやかな酸味の純米酢が味を引き締め、後味良く仕上げています。 |
1、そのままかける
そのままかけて素材の味を引き立てます。
2、漬けて旨味を楽しむ
作り方
時間の目安
2時間ほどで、チーズのようにコクのあるなめらかさがでてきます。
時間を置けば置くほど、濃厚でなめらかなテクスチャーになりますので、お好みの加減をいろいろ試してみてください。
アレンジいろいろ!
上からオリーブオイルをかけてイタリアン風に♪
ペーストにして、アクセントに七味唐辛子をかけても◎
―チーズをより味わい深く―
3、焼いて香りを楽しむ
焼き物の仕上げに使うとパッと香りが立ちます。
塩胡椒で焼いて、仕上げに本品をかけて焼く。シンプルだからこそ、素材を引き立てる贅沢な味わいに。
軽く塩をふり焼いて、仕上げに一期一會を表面にさっと一塗りして焼く。最後に上から一期一會をかけても◎
6月1日(金)からの発売に先立ち、5月18日(金)に商品お披露目会「皇帝の宴で美食を味わう会」 を紀尾井なだ万(ホテルニューオータニ)にて報道関係者をお招きして開催しました。 本商品「皇帝の宴 一期一会」とヤマキ醸造グループの製品を取り入れた日本料理の数々を味わっていた だきながら、本品への想いや弊社のものづくりの姿勢をお伝えさせていただきました。
紀尾井なだ万料理長咲本博司氏から、皇帝の宴一期一會について「商品自体は香りが高く、塩分カットなので甘味が程よく感じられる」とのご感想を頂き、生揚げを活かした非加熱の状態で調理したものと加熱調理したものと両方の料理を提供していただきました。漬け物や豆乳など弊社製品を使用して頂き、製品を活かして創意工夫を重ねた美しい日本料理の数々が提供されました。
高度経済成長期、食品業界は大量生産が可能となり流通体系が変わってきました。食品には添加物が使われるようになり、色や味、物持ちもよくなり、農業も効率化され、農薬や除草剤が使われるようになってきました。こういった時代の流れの中、醤油には千年もの歴史がありますが、日本の大豆・小麦・塩で作られた醤油は少なくなってしまったのが事実です。そして、酵母菌や乳酸菌が生きている醤油も少なくなっています。
現在流通している醤油に使われている大豆はアメリカ産など海外のものが多いのですが、醤油や油は遺伝子組み換えの表示義務がないということをどれほどの人がご存知でしょうか。私たちは、これからも消費者に情報を伝えるのと同時に、日本ならではの食文化と私たちのものつくりの想いを伝えていきたいと思っております。
ヤマキさんは、日本・アメリカ・ヨーロッパでオーガニック認証を受けている企業です。なかなか3つの認証を受けている企業は多くはありません。
私どもも、国民の食生活の安全と食文化の向上のためにNPO四條司家食文化協会を設立しております。
2020年に東京オリンピックが開催されますが、オリンピックでは選手村で選手たちが食す野菜は安全性の高いオーガニックが求められています。ですが、今の日本農家の現状では国内生産が追い付かないのではないかという声を耳にします。
ですので、ヤマキさんや須賀さんにはこれからも安心安全な食材をお届けして頂けるようより頑張って頂きたいと思います。
2013年和食が世界無形文化遺産に登録されました。 和食が選ばれた理由には、単純に和食が美味しいだけではなく、四季折々の旬を活かす料理、和食のお作法など食文化そのものを認めていただいた背景があります。このように、世界共通の調味料になりつつある醤油ですが、日本の国土でとれた丸大豆、小麦、日本の海水から抽出した塩だけでつくられた醤油は少ないのが今の現状です。 そんな今こそ、全て国産有機の素材で作られた本物の味、本物の良さを皆様に紹介する時期ではないかと思い、商品開発に至りました。まさに和食のための調味料なので本物のおいしい調味料で旬の食材を料理して頂きたいと思っております。
自然農法は、父親が若い時に大病を患ったことがきっかけで父の代から始まりました。
当時、養蚕などが盛んだった頃だったので自然農法への取り組みは周りから白い目で見られることもありましたが、そんな中、木谷会長と出逢い「ものづくりにはロマンがないとつまらない」という言葉に共感し、有機栽培で人々の健康を救っていこうという思いで、日本中の農地を探し回りました。
有機栽培は、長年やっているとコツがわかってきて、自然を見つめることで自然が教えてくれます。自然に歩調を合わせることが大事です。
オリンピックに向けて日本の有機農産物が間に合わないという話もありますが、ますます和食文化や有機栽培が盛んになるように活動を見守って頂きたいと思います。
当日、ご参加いただいた方に
「皇帝の宴 一期一會」についてアンケートさせて頂きました
特別なものだから……
「今できる最高のおもてなし」をする
和の心を現した和紙に金箔を貼り合わせたラベル。ラベル貼りは製品に顔をつける大切な工程の一つ。
一つ一つ丁寧に手作業で貼っています。機械ではできない繊 細な調整など細部まで職人の手を介して完成する、贈り物に相応しい調味料です。
ラベル中央の書体は書家である、山本素竹氏によるも の。
皇帝の宴の楽しみ方
まずはそのまま、かけ醤油として「色」「香り」と、新鮮な「味わい」をお楽しみ下さい。
加熱することでパッと香りが立ちますので、焼物や煮物の仕上げにも最適です。また、皇帝の宴に使用している、生揚げ醤油は火入れをしていないので酵母・酵素が活きており、水切り豆腐や肉などに適量を漬けて2晩ほど置くと、酵素がたんぱく質を分解して柔らかくなるため、豆腐はチーズのようになめらかでコクのある味わいに、肉は柔らかく風味も変わる楽しさもあります。
大切な方への贈り物にも
丁寧に心を込めて包装し、皆様のもとへお届けします。
年に3回のみの特別製造となり、予約販売となります。
3月製造分(2月末注文締切)、7月製造分(6月末注文締切)、11月製造分(10月末注文締切)